我が国が世界に誇る歴史ある技術や伝統的な製品が今、新たな感性や技術と融合し「クールジャパン」として世界に注目されている事例が多く見られます。
関西はこのような技術や製品商品の宝庫であり、本事業は、伝統と新たな感性の融合による新たな商品誕生を目指す研究会です。
今回は、関西の伝統技術とプロデューサー・デザイナー・先端技術企業などをつなぐ場として、オープンなセミナー(発表会)により広くニーズを発表いただきます。

[日程]
2013年12月3日 (火) 17:00〜19:30  (開場 16:30)
[対象]
デザイナー・クリエイター・プロデューサー、伝統的産業・先進技術産業等
[受講料 / 定員]
無料 / 50名(先着順)
[会場]
グランフロント大阪  ナレッジキャピタル(北館 地下2階)
コングレ コンベンションセンター ルーム7
(大阪市北区大深町3-1)
・JR「大阪駅」より徒歩3分 地下鉄御堂筋線「梅田駅」より徒歩3分
・阪急「梅田駅」より徒歩3分 阪神「梅田駅」より徒歩6分

[プログラム]
16:30 開場
17:00 挨拶及び趣旨説明
17:05 【基調講演】
『伝統におけるスタイルの変遷』
由利 佳一郎氏
株式会社 ケィ・ディアー 代表取締役・鞄デザイナー
17:35 【伝統産業・地場産業等プレゼンテーション】
  (株)井上、(株)キュアテックス、(株)西川貞三郎商店、
  (有)秋村泰平堂、(有)昇苑くみひも、(株)寺島保太良商店、
  (株)伊と幸

(コメンテータ)

金谷 勉氏 / 有限会社セメントプロデュースデザイン 代表取締役
中務 茂樹氏 / 株式会社阪急阪神百貨店 マーケティング室

19:15 事務局からのお知らせ
19:20 名刺交換等
[主催]
CC関西 (事務局:株式会社ダン計画研究所

[基調講演 講師プロフィール]

  由利 佳一郎氏 / 株式会社 ケィ・ディアー 代表取締役 鞄デザイナー

由利 佳一郎 兵庫県豊岡市在住。東京で都市プランニングの商社を経て3Dグラフィックデザイン事務所を設立。2006年地元豊岡で自社ブランド<ARTPHERE>を設立。同年、「F4ダレスバック」で「グッドデザインひょうご日常生活部門賞」受賞。2009年「NEW DULLES BAG」で「iFデザイン賞」(ドイツ・ハノーバー)、2012年「MIPEL」(イタリア・ミラノ)で最高賞の【MIPEL AWARD】を受賞。沖縄・八重山ミンサー織、姫路・なめし革、京都・西陣織や組紐等、各地の伝統産業とのコラボレーションによりファッション・デザイン界に新たな旋風を巻き起こしている。2013年9月には姫路にショップ「technegate(テクネゲート)」をオープン。
[伝統産業・地場産業等プレゼンテーション 発表テーマ]
株式会社井上
「伝統的工芸品「彦根仏壇」の技術を活用した 新商品開発の取り組み」
株式会社井上 独自に開発した色漆を用いてテーブル ウエアからインテリア調度品まで、現 代のライフスタイルにあったカラフル な商品開発を進めています。 海外富裕層をターゲットにした販売戦 略を進めるとともに、使い手の皆さん に彦根仏壇の産地へ足を運んでいただ き、このモノづくりに共感いただきな がら、新たな商品開発につなげていく ことを目指しています。
株式会社キュアテックス
「和紙繊維の新たな分野における実用化」
株式会社キュアテックス 越前和紙のふるさと福井で作られている 和紙繊維は、伝統技術と先端技術の融合 から誕生した100%自然素材の製品で、 消臭性、抗菌性、調湿性など様々な効果・ 効能を有しています。和紙繊維を用いた オリジナルブランド「風雅すたいる」の ほか、OEM として採用される事例も生 まれています。今後、和紙繊維の展開を 図っていきたい分野や製品について紹介 します。
株式会社西川貞三郎商店
「京焼・清水焼の未来  〜生き残りの手掛かりを求めて〜」
株式会社西川貞三郎商店 大正七年の創業以来、京焼清水焼の製 造販売をはじめ、茶道具華道具、仏具 など日本文化に関わる伝統的工芸品の 輸出販売を行っています。またオリジ ナルデザインの鉄瓶や陶器などの提案 にも注力。競合厳しい中で、今後、京 焼清水焼が他産地とどのように差別化 するかが課題であり、そのために京焼、 清水焼の持ち味を生かした新商品開発 に取り組んでいきたいと考えています。
有限会社秋村泰平堂
「ちょうちんの可能性を追求し文化に根付くもの作り  〜新しいコミュニケーションツールとして〜」
有限会社秋村泰平堂 お祭りのイメージが強い「ちょうちん」 ですが、日々の暮らしに根付いた新しい あり方を模索しています。 たたむことができるという「ちょうちん」 本来の特徴をはじめ、伝統として継承さ れてきた技法を見直しながら、今、なぜ 必要なのかを追求し、人と人のコミュニ ケーションを誘うような商品開発を目指 しています。
有限会社昇苑くみひも
「組紐の用途としての実例とこれからの可能性」
有限会社昇苑くみひも 京都の宇治で創業以来、組紐メーカー として、もの作りを続けてきました。 和装の帯締めや和雑貨など、美しいシ ルクを用い、3500 種類と言われる組 み方の中から組み上げています。 「昇苑くみひも」がこれまで歩んできた 道のりについて、これから描く未来の すがたとそれに至る課題等についてご 紹介します。
株式会社寺島保太良商店
「金銀糸のこれまでの成り立ちと今後の可能性」
株式会社寺島保太良商店 明治三十年の創業以来、金銀糸の製造卸 販売を営んできました。金銀糸は京都西 陣織の帯地等を中心に、日本各地の祭り の山車の飾り幕や大相撲の化粧回し等に も使われており、言わばお客様や地域の 「宝ものづくりのお手伝い」をしている 素材です。そういった金銀糸のこれまで の成り立ちと今後の可能性についてお話 します。
株式会社伊と幸
「絹織物をインテリア資材へ転用した 空間装飾材「絹ガラス」事業の展開」
株式会社伊と幸 創業以来、和装用白生地メーカーとし て培ってきた絹文化を礎に、現代空間 に生きる絹の新たな用途開発を進める ために生まれた「絹ガラス」事業。ガラス、 アクリル、シート等、新たな異業種加 工先との連携により生まれました。美 しい透明感のある素材、柄も豊富なバ リエーションを有する絹織物を、屋内、 屋外の空間装飾材、インテリア資材へ と用途開発を行っています。